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歓迎のことば

 

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第52回国民体育大会堺市実行委員会会長
堺市長 幡谷豪男

 

第35回全国教職員相撲選手権大会が、全国より35チームという多くの選手監督そして役員の方々を、ここ堺市にお迎えし、盛大に開催されますことは誠に喜ばしく、80万市民とともに、心より歓迎申しあげます。
今、本市では、「なみはや国体」の開催に万全を期するため、市民一丸となりその準備を進めており、国体にむかって市内の開催ムードも日に日に盛り上ってきています。来年の国体では、相撲競技をはじめ正式7競技を開催いたしますが、なかでも、相撲競技に対する市民の思い入れは、大変なものがございます。
それは、皆様方には既にご存じのように、ここ堺大浜相撲場は、大正8年に3万人を超える大観衆のもと第1回全国学生相撲大会が開催され、正に学生相撲発祥の地だからでございます。その大会も昭和28年よりしばらく大阪市に会場を移しましたが、昭和49年より再び堺市において開催され、今日に至っておりますのも関係の皆様はもとより、広く市民の斯道発展と、堺市の“相撲どころ”復興にかける熱意の表れと思う次第でございます。
こうした中で本大会が、国体のリハーサル大会として開催されますことは、誠に意義深く、選手の皆様には、日頃培われた練習の成果を十二分に発揮され、素晴らしい熱戦を展開されますことを期待いたします。
また、本市は今年4月1日、中核市として新しくスタート致しました。堺の歴史と伝統を反映させながら、市民一人ひとりが、幸せを実感できる魅力と風格のある、まちづくりを推進しております。
是非、この機会に「創造し伝統をはぐくむ都市・堺」のまちづくりをご覧いただき、皆様と堺市民との親交が深まれば幸いでございます。
終わりに、本大会の開催にあたり、関係各位から寄せられましたご支援、ご協力に対し心から厚くお礼を申しあげまして歓迎のことばといたします。

 

 

 

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